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オーストラリアのイチ押し 「休暇スポット30選」 編
【2005年4月4日】

旅好きオージーには世界各地で出会うが、意外にも、彼らは国内旅行にはこれまであまり目を向けていなかった。観光産業もどちらかというと、海外からの旅行者誘致に力を入れてきたのだが、ここに来てオーストラリア政府観光局(Tourism Australia)が国内旅行者をターゲットにした大々的なPRキャンペーンを展開している。

その一環として発表されたのが、オーストラリアの「トップ30 ホリデー“スペース”」。要するに、観光局お墨付き「オージーのための休暇スポット30選」というワケだ。“All the space you need”というキャッチフレーズは、地元オーストラリアのホリデーには、物理的、精神的、スピリチャルなスペース=空間がぜ〜んぶ揃っているというコンセプトを表していて、テレビや雑誌で見かけるそのコマーシャルが、何とも旅ゴコロをくすぐるのだ。


サーファーの愛するバイロンベイはアーティストにも大人気

広大なオーストラリアの魅力をたった30ヵ所に絞ることについては議論もあったに違いないが、厳選されたリストにはこの国の豊かさがギュッと凝縮されている。「サンセット」や「アウトバック・アドベンチャー」「シュノーケル」「世界遺産」といったオーストラリアらしいテーマに沿った場所の選択には、思わず「そうそう!」と相槌をうってしまう。

ちなみに、シドニーのあるニュー・サウス・ウェールズ州関連でリストアップされているのは、以下の5ヵ所。

●バイロンベイ -- The Temple of Surf(サーフィン)
●マレー河(SA州/VIC州/NSW州) -- At Home On River(ハウスボート)
●ワランバングル国立公園(サイディング・スプリング) -- Evening Under The Stars(星空観測)
●マンゴ国立公園 -- Prehistric Walls (古代オーストラリア)
●ブルーマウンテンズ(マウンテン・バイキング) -- Two-Wheel Trails (サイクリング)
●マンリーのオーシャンワールド -- The Shark Pen(サメと遊泳)

オーストラリア・フリーク(?)なら、ニュー・サウス・ウェールズ州といわず、ぜひすべての場所を制覇して、この大陸の多様性をたっぷり味わってほしいと思う。

今回のキャンペーンでは、「トップ10 ドライブ」「トップ10 ビーチ」「トップ10 イヴェント」も同時に発表されている。それぞれのイチオシは、次回ご紹介予定なので、乞うご期待!

Australian Holidays from Tourism Australia 
 

(「地球の歩き方」ホームページ・シドニー特派員レポート掲載)