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「ワールド・ベスト・シティ」のナンバーワンにシドニーが返り咲き!
【2002年7月22日】

アメリカの「TRVEL+LEISURE」誌から、恒例の「ワールド・ベスト・アウォード」が発表された。この中の「ワールド・ベスト・シティ」部門で、シドニーが見事ナンバーワンに返り咲いた。そう、「返り咲き」である。驚くなかれ、過去7回のうちの5回、シドニーが1位に選ばれているのだ。ベストテンに入る常連は、フィレンツェ、バンコク、ローマ、ヴェニス、パリ、ニューヨーク、サンフランシスコなど。それら魅力的な街を抑えて、堂々の1位である。

はてさて、いったい何をもって「ベスト・シティ」というのだろうか? 答えは、きっと「旅に何を求めるか」によって、違ってくるハズだ。同誌では、以下の6つの特徴を「ベスト・シティ」選考の評価対象としている。

 ●名所や見どころ
 ●文化・アート
 ●レストラン・食
 ●人
 ●ショッピング
 ●価値やお得感

これらすべての要素を含めた総合1位が、シドニーというわけだ。

ちなみに、「人」だけで見ると、1位は西オーストラリア州のパース、シドニーがそれに続いて2位である。フレンドリーさにかけては、定評のあるオーストラリアだが、こういった調査で、モノだけでなく、ヒトも高い評価を受けたと聞くと、この国に住む者として、何だかちょっぴりウレシイ♪

(補足ながら、「ワールド・ベスト・アイランド」部門では、タスマニアが2位、グレートバリアリーフが3位に選ばれた。98年の5位が、今までの最高位だったタスマニアは、まさに大躍進!)

【ワールド・ベスト・アウォード】
「TRVEL+LEISURE」誌が読者投票に基づいて、毎年発表している旅に関する人気ランキング。今年で7回目を迎え、「シティ」「アイランド」のほか、「ホテル」「スパ」「クルーズ」などの部門がある。「Conde Nast Traveller」誌と並ぶ人気抜群の旅行雑誌が主催しているだけあって、結果は世界中から注目を集める。

(「地球の歩き方」ホームページ・シドニー特派員レポート掲載)