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日本〜オーストラリア線増便! 札幌便も復活
【2004年10月7日】

この秋、シドニー〜東京を結ぶ直行便の増便が予定されている。札幌〜オーストラリア間のノンストップ便も6年ぶりに復活! どちらも季節限定ながら、オーストラリアへの空の便がちょっぴり便利になるという、うれしいニュースだ。

日本航空は季節変動に対応するため、ヨーロッパ線を一部減便する代わりに、需要が見込まれるオーストラリア線を11月1日から3月26日まで週2便増便する。ルートは、東京/シドニー/ブリスベン/東京。シドニーから東京までは夜便の就航となる。

一方、札幌〜ケアンズ路線を就航するのは、カンタス航空が100%出資するオーストラリア航空。「真夏直行 8時間で冬から夏へ」と謳い、2004年11月3日から2005年3月26日までの間、週2便体制で運航する予定だ。オーストラリア航空の日本乗り入れは、名古屋、大阪、福岡に続いて4都市目。札幌便をあわせて合計週19便になる。

札幌への就航は、「冬に北海道を訪れるオーストラリア人旅行者」を見込んでのこと。6〜10月の国内スキー・シーズンだけでは飽き足らず、夏休みを利用して、カナダやスイスなど季節が反対の北半球にあるスキー・リゾートを訪れるオージー・スキーヤー&スノーボーダーたちが「新発見」した今一番ホットな場所が北海道なのだ。パウダースノーはもちろん、温泉などの異文化体験も注目され、「近くて安い」「時差がほとんどない」「食事がおいしい」「人が親切」といった評判が口コミで広がってブレイクしたらしい。

「オーストラリア企業が続々と北海道に進出。観光&投資ブームが起こっている」なんて聞くと、日豪関係も変わったなあ、と思う。一昔前のゴールドコーストのときは、立場がまったく逆だったのだから……。でも、まあ北海道のみなさん、今が訪豪のチャンスかも!

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  Niseko Snowboarding

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(「地球の歩き方」ホームページ・シドニー特派員レポート掲載)