■ニュー・イヤーズ・イヴ
【2006年11月20日】
今年も余すところ1ヵ月ちょっととなりました。夏本番を目前に、シドニーの街中は早くもクリスマスムード一色で、パーティーも花盛り。一方で、ニュー・イヤーズ・イブ恒例の花火の準備が着々と進められています。
テレビ中継でご覧になった方も多いかと思いますが、美しいシドニー湾をキャンバスにした壮大な花火は世界最大規模。コンピュータ制御により複数の打ち上げ台から上がる花火が見事にシンクロし、音楽やレーザー光線と一体化した一夜限りの華やかなスペクタクルショーは、一見の価値あり、です。今年はさらに打ち上げポイントが増えるほか、初公開の特殊効果も取り入れられ、技術的にも最先端の花火が披露されます。
今回のテーマは「ダイヤモンド・ナイト・イン・エメラルド・シティ」! というのも、2007年はハーバー・ブリッジ開通75周年で、新年へのカウントダウンが記念祭の幕開けを兼ねているというワケです。橋に浮かび上がる仕掛けも一層の注目を集めそう。
観覧ポイントの大半は無料なので、ピクニック気分で早くから出かければ、誰でも花火が間近に見える「特等席」が確保できます。有料エリアでは、遊園地ルナパークやタロンガ動物園、王立植物園などが人気があり、豪華に観賞クルーズに乗船しちゃうというテもあります。
パーティータウンと化したシドニーで、とことん陽気にお祭り騒ぎを繰り広げるオージーに混じって「真夏の行く年来る年」はいかがですか?
●Sydney New Year's Eve 2006 Vantage Points
(「Shall We Travel?」日豪交流年特別企画掲載) |