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イルカを見ながら空中散歩! 癒しのパラセーリング
【2007年4月26日】

久々に空を飛んできました、パラセーリングで。以前やったことがあるのは、ビーチから少し走ってテイクオフするタイプでしたが、今回は沖合いに出たスピードボートから飛び立って、またボートに戻ってくるタイプ。場所は“Dolphin Capital of Australia”(オーストラリアのイルカの都)と呼ばれるシドニー近郊のリゾート地、ポート・スティーブンスのネルソン湾です。

スピードを上げるボートの後ろにハーネスを付けて立っているだけで、風を受けてふわりとパラシュートが開いて舞い上がり、足が宙に浮いたと思ったら、ウィンチからするするとロープが伸びて、あっという間にボートが小さくなっていきます。

開放感いっぱいで、空中散歩を楽しみつつ、ふと足下に広がる真っ青な海を見下ろしてみると、「あれっ? イルカだ〜」。気をつけて見てみると、全部で10頭くらいのイルカを発見! 見慣れているはずの美しい海岸線とユーカリの森も上空から眺めてみると、その壮大さに思わず息をのんで、「うわあっ〜」と感動してしまったりして……。何だかとっても癒し系のパラセーリング体験になりました。

特別な技術なしに、ふわりと大空を飛べるパラセーリングは、とっても手軽に楽しめるマリンスポーツのひとつ。ボート発着だと、基本的には水に濡れることはないので、カジュアルな服装であれば水着なしでOKです。

ただし、リクエストすれば、途中でわざと高度を下げてぽちゃん、ぽちゃんと海に落としてくれたり、ボートのスピードを微妙に調整して海面スレスレを飛ばしてくれたりもします。見てる方まで楽しめるから、オージーたちはこれが大好き。飛ぶ前に「海に入りたい?」と聞かれたら、きっぱり「イエス、プリーズ」か「ノー、サンキュー」を選択してくださいね。

(「地球の歩き方」オーストラリア・シドニー特派員ブログ掲載)
 
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