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2006年日豪交流年スタート!
【2006年2月10日】

2006年は、日豪友好協力基本条約の締結30周年を記念した日豪交流年(YOE: Year of Exchange)! 同時に日本在外公館豪州開設110周年、豪日交流基金設立30周年という日豪交流の節目の年を迎えるにあたって、日本とオーストラリアが相互理解を深め、絆を強めることを目的に、特に草の根レベルの交流の活性化を推進している。

通常こういったオフィシャルな催しでは、政府主催の記念式典が中心となりがちだが、日豪交流年に関しては、二国間交流に携わっている民間のグループや団体、NGO、企業などからも参加を募り、12月までの1年間に渡って、観光、文化・芸術、教育、スポーツなど多岐に渡る分野の交流活動やコラボレーション事業が日豪両国で企画されている。

「夏祭り in Sydney」にはたこ焼きなどの屋台も出現し、大勢の人でごった返した

先週末にシドニーで行われたオープニング・イヴェント「夏祭り in Sydney 2006」には、日豪交流年観光広報大使に任命されている木村佳乃さんが参加。2万人以上の来場者を記録するほどの大盛況ぶりで、10月にもさらに規模の大きい「日本の祭り in Sydney」の開催が決まっている。ほかにも、ヴィクトリア州のオープニング・イヴェントになっている「林英哲コンサート with TaikOz」(2〜3月)、ボランティア・パフォーマーたちが日本文化を紹介しながらミニバスで地方を巡業する「ワンダーバス・ジャパン」(5月)、サーファーズ・パラダイスの海岸線を歩くチャリティー・ウォーキング・イベント「ビーチ・ウォーカソン」(6月)など、興味深いイヴェントが盛りだくさん!

日本側では、現在開催中のさっぽろ雪祭りへの雪氷像(オーストラリアの「王立博覧会ビル」と「フリンダース・ストリート駅」)出品や、オーストラリア・日本ダンス・エクスチェンジ 2006なども日豪交流年の公式事業に認定されている。この後も、レクチャーコンサート「オーストラリア先住民の文化と音楽」(3月)、日本クリケット祭(4月)、ホワイト・コッカトー先住民パフォーマンス・グループの初来日公演(5〜6月)、群馬県立自然史博物館の開館10周年記念企画展「コアラ大陸オーストラリア〜ふしぎな動物たちの世界〜」(7〜11月)など、多彩な企画が目白押し。2006年はオーストラリア関連イヴェントから目が離せない!?

2006年日豪交流年 (YOE) - イベント
NSW/NT YOE Calendar

(「地球の歩き方」ホームページ・シドニー特派員レポート掲載)
 
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