■シドニー〜関空間ジェットスター搭乗記(1)
【2007年5月31日】
日本に乗り入れた初めての海外格安航空会社として、注目を浴びているオーストラリアのLCC(ロー・コスト・キャリア)ジェットスター。日本初上陸から2ヵ月が経過し、そろそろ落ち着いてきた頃かなと思っていたら、ちょうど日本に一時帰国する予定が入ったので、話のタネに乗ってきました(実家が京都なので、ほかに関空行き直行便の選択ってないんですけどね……)。
……というわけで、ジェットスター搭乗記を3回に分けてお届けします。
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ジェットスターのエコノミークラスの場合、基本的にチケット料金に含まれているのは座席だけ。食事など、それ以外のサービスは「必要なものをオプションとして購入するシステム」です。
ただし、日本からのパッケージツアーでジェットスターを利用した場合は、機内食や食事時のソフトドリンクに加え、アイマスクや毛布、アメニティキットなどがセットになった「快適パック(Comfort Pack)」が料金に含まれているケースが多いようです。
従来の航空会社では「当たり前」になっているサービスを購入しなければならないことに対して、日本では旅行業界としてもまだまだ抵抗があるということなのでしょうね。
で、オプションなしでチケットのみをオンライン購入したわたしの場合、無料でもらったのはミネラル・ウォーターだけ。最初に全員に配られる小さなボトル1本のみ無料と聞いていたのですが、メニューに$3(600ml)と書かれていたミネラル・ウォーターを後から買おうと思ったときも、250mlのボトルを無料で持ってきてくれました。
機内食は、事前予約していなくても、売り切れていなければ、カートが回ってきたときにチーズ&クラッカー($3)やサンドウィッチ($6)などの軽食、フルミールセット($15)、ライトミールセット($10)などを購入することができ、日本便ではお弁当($20)も用意されています。
食べ物の機内持ち込みはもちろんOK。思い思いの時間に食事をしたり、お菓子を食べたりする人がいるせいか、時々いろいろな匂いが漂ってきたのが、遠足チックでちょっとおもしろかったです。わたしも日本行きの便には食べ物・飲み物を持ち込んでみました。
機内で販売されるドリンク類の値段は、ビールやワイン、カクテルが$5〜6、ソフトドリンクが$2〜3。オーストラリアの「地上物価」とそれほど変わらない料金設定ながら、ジュース類は250ml、ワインは187mlとサイズはちょっぴり小さめですが、わたしにとってはちょうど飲みきれる大きさなので、ちょうどよかったかも、という感じ。
(→次回に続く)
(「地球の歩き方」オーストラリア・シドニー特派員ブログ掲載)
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