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発見!フルボディなノンアルコール飲料「ピーチー」
【2009年11月4日】

天候不順だった先月のシドニーは、過去17年間(だったかな?)で
一番寒い10月だったそう。ところが、11月に入った途端、昨日はいきなり
最高気温37℃を記録しました。

こんな日にぴったりのノンアルコール炭酸飲料「ピーチー(Peachee)」を
発見! 普段わたしは炭酸系のソフトドリンクを飲むことがまずないんですが、
ピーチ味にはちと弱く、ジンジャービア―で知られるクイーンズランド州の
バンダバーグ・ブリュード・ドリンクス社(Bundaberg Brewed Drinks)のもの、
ということもあって、そそられちゃいました。

ピーチーはピューレ状の桃の果肉(=ネクター)をたっぷり使っていながら、
喉ごしはすっきりさわやか。フルーティーな風味が口に広がり、コクがあって
……というと、まるでオーストラリア・ワインの話をしているみたいですが、
これがうまいんです♪ 


ビールみたいなパッケージで、ラベルには桃とカンガルー!?

取り扱い店舗が限られているため、いつでも飲めるわけではないのが
ちょっぴり残念ですが、ファンは少なくないらしく、「○○で買えるけど、
今品切れ中」ってな情報もネットにちらほら……。

ちなみに、バンダバーグの飲料製品の中で、一番有名なジンジャー・ビアは、
ごくフツウにスーパーマーケットやコンビニ、カフェなどで売られています。
地元産の天然原料だけを使い、手作業の伝統的な醸造・発酵技術を用いて
製造されたナチュラルなノンアルコール飲料は、なぜだかあまり炭酸が
気にならないのも◎。日本にはまったく出回ってないようですが、
アメリカやイギリス、中国、シンガポールなど、約30ヵ国に輸出されています。

着色料や香味料などの人工の添加物が加えられていないジンジャービアは、
ショウガの自然な風味がすっきりときいていて、香料だけで風味付けをした
ジンジャーエールとは似て非なるものなので、ぜひお試しを。その名前ゆえ、
ビールだと思い込んで買っちゃう人も後を絶たないみたいですが、
アルコールは入ってませんのであしからず。

バンダバーグの商品ラインナップには、アップル・エールやレモン・エール、
サルサパリラ……といったユニークなものが並んでいるので、興味がある人は
探してみてください。

(「地球の歩き方」オーストラリア・シドニー特派員ブログ掲載)
 
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