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意外?オージーがもっとも関心を持つスポーツ
【2009年11月12日】

ホントにできるのかなあ?とちょっぴり心配だったブレディスローカップ
(ラグビーユニオンのオーストラリア代表ワラビーズvs宿敵ニュージーランド代表
オールブラックスの定期戦)の日本開催ですが、10月31日無事キックオフに
こぎつけましたね。あいにく国立競技場ではふがいなかったワラビーズですが、
先週末アウェイで行われたテストマッチでは、久々に復活したにっくき(!)
ジョニー・ウィルキソンのキックのみで得点をあげるイングランド代表を
力強いプレーで下してくれました。

ところで、オーストラリア国民の関心が一番高いスポーツって
何だと思いますか? オーストラリア通の方はきっとラグビーやクリケットを
挙げられるのではないでしょうか?

最新のスィーニー・スポーツ・レポートによると、スタジアムでの
観戦スポーツのトップはラグビー・リーグで、2位がクリケットなのですが、
総合的に関心が高いスポーツの首位は意外にもテニスなのだそうです。
四大国際大会(グランドスラム)の一つ「全豪オープン」で間近に
世界のトッププレイヤーの熱戦が見られる影響が大きいのでしょうね。


2010年全豪オープンの公式コマーシャル

オーストラリア国民の関心が高いスポーツ Top 10

1 テニス 58%
2 水泳 54%
3 オーストラリアン・ルールズ・フットボール 53%
4 クリケット 51%
5 サッカー 50%
6 ラグビー・リーグ 44%
7 ラグビー・ユニオン 36%
8 自動車レース 35%
9 陸上競技 28%
10 ネットボール 26%

ラグビーはフットボールという括りでまとめるならば、断然ポピュラー
なのでしょうが、いかんせん4種類もあるので、ファン層がビミョウに
違うということなのでしょう。

「関心がある」の元データは、プレイしたり、スタジアムで応援したり、
テレビやラジオ観戦をしたり、新聞や雑誌、インターネットなどで
情報収集をしたり……ということで、元来スポーツ好きなオージーの場合は、
あれもこれもと守備範囲が広いのも想像できます。これが、一番好きな
スポーツとか、自分が一番熱心にプレイしているスポーツとなると、
結果はまた違ったものになりそうです。

「重要なスポーツ・イヴェント」のトップ3は、オージー・ルールズの
優勝決定戦、メルボルンカップ、全豪オープンとなっており、何とも
オーストラリアらしさを感じさせる顔ぶれになっています。

わたしも全豪オープンはぜひ行ってみたいイヴェントの一つなのですが、
まだ実現していません。来年1月に行われる全豪オープンのチケットは
現在チケテックで好評発売中です。お早めにどうぞ!

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■Australian Open Tennis Championshio 2010
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日時: 2010年1月18〜31日
場所: メルボルン・パーク
料金: グラウンド・パスA$19〜29、ロッド・レーバー・アリーナ―A$59.90〜289.90
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(「地球の歩き方」オーストラリア・シドニー特派員ブログ掲載)
 
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