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結婚しないカップル

たとえ正式に結婚していなくても、ひとつ屋根の下で暮らしているカップルは「デファクト(事実婚)」として、既婚カップルと同様に扱われるのがオーストラリア。共同名義で銀行口座を開いたり、家を買ったりできるのはもちろんのこと、税務署の書類にさえ、「配偶者(結婚、または事実婚)がいる人は……」などと書かれていたリする。別れることになっても、一定の条件の下で、共に築いた財産は半分ずつになるらしい。

外国人をパートナーとする場合には、婚姻届の有無に関わらず、スポンサーとして永住権を移民局に申請できる。もちろん「ホントのカップル」であるということを証明しなければならないが、相手が男でも女でもOK、というのがオーストラリアらしい。 
 

(JALグループ機内誌「ウインズ」01年09月号掲載)
 
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