■ホントのスポーツ大国を決めるスペシャル・メダル・ランキング!?
【2004年8月25日】
オリンピックの国別獲得メダル数のランキングが発表されているのは、みなさんご存知の通り。 これに対し、「単にメダル数を比べるのは、人口が少ない国にとってフェアじゃない!」という一部オージーの声(?)に応えて登場したのが、総人口÷獲得メダル数、つまり獲得メダル1個当たりの人口を算出したスペシャル・ランキング! 発表元は、何と国の統計機関であるABS(オーストラリア統計局)だ。
人口の少ないスポーツ大国オーストラリアはずっと1位をキープしていたが、バハマの金メダル獲得により、2位に転落……。以下、3位ニュージーランド、4位ギリシャ、5位ノルウェーと続いている。現在のところ、オーストラリアは144万人に1個の割合で金メダルを獲得。ちなみに、金メダル獲得数トップのアメリカは29位で1,188万人に1個、気になる日本は24位で852万人に1個という状況だ。(最新ランキングはこちら⇒ABS medal tally)
人気コメディアンが司会を務めるオリンピック特別番組では、さらに悪ノリして、この逆さま版まで登場。「オーストラリアの人口がアメリカと同じだったら……」とやって大ウケだった。何しろアメリカの人口はオーストラリアの約14.7倍。計算すると、金だけで206個、合計545個となってしまう……。オージーって無邪気でしょ。
(※いずれも8月23日時点の数字)
(「地球の歩き方」ホームページ・シドニー特派員レポート掲載)
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