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セルフ・チェック・イン式キオスクなら1分で搭乗手続き完了!
【2005年7月30日】

ヴァージン・ブルー航空を利用するなら、ぜひおすすめしたいのが、シドニーをはじめ主要空港に設置されている「ブルー・チェック(Blue Check)」と呼ばれるセルフ・チェック・イン式キオスク。導入当初は、機内持ち込み手荷物だけの乗客が利用対象で、荷物を預ける場合はカウンターでのチェック・インが必要だったが、今では受託手荷物があってもブルー・チェックが利用可能となった。

タッチスクリーンで行うチェックインは、いたって簡単でスピーディ。Eチケットのバーコード(右上に“Scan HERE to begin Blue Check”と書かれている)をスキャンしてから、1分もかからずに搭乗券が印刷される。座席は自動的に割り当てられるが、好みの座席を選択することも可能。受託手荷物がある場合は、預ける個数を入力し、チェックイン後に専用のカウンター(Bag Drop Counter)で渡せばOKだ。キオスクの近くには、「ブルー・チェック・アンバサダー」ことグランド・クルーがいるので、トラブルの際は気軽に声をかけてヘルプしてもらおう。

受託手荷物があってもOKとなってから日が浅く、まだ認知度が低いせいか、数台あるキオスクはたいてい空いている。先日わたしが利用したときもガラガラで、カウンターの長蛇の列を横目に、あっという間に手続きが完了した。

ほかの航空会社は……といえば、格安航空会社のライバルであるジェットスターはカウンターでのチェックインが必要。相変わらず自由席、つまり「早いもん勝ち」なのだけれど、混乱を避けるために搭乗券が色分けされていて、オレンジ(子ども連れや身体の不自由な人、ジェット・フレックス料金利用者)、次いでブルー(チェック・インを早くすませた乗客)が優先搭乗できるシステムになっている。最後がシルバーで、ジェットスターの搭乗口付近では、どことなく殺気立った雰囲気が感じられるのがおかしい。

カンタス航空の国内線は、Eチケット利用であれば、主要空港で「クィック・チェック(QuickCheck)」と呼ばれるセルフ・チェック・インが可能だ。  

(「地球の歩き方」ホームページ・シドニー特派員レポート掲載)
 
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