ホーム > オーストラリアよもやま話> バックナンバー

A$10(約1,000円)でお釣りがくる!毎週月・火曜日は「映画の日」
【2008年5月16日】

オーストラリアで映画を観るメリットは、日本では公開されることのない作品に出逢えるチャンスや、日本よりも早く話題作を見られる可能性があること。心と時間にヨユウがあれば、旅先で映画を観るのって、ユニークで楽しい体験ですよね。

チケット料金は場所によって大きく異なり、上映館によっても違っています。シドニーにある大型シネマ・コンプレックスの場合は、A$16くらいがフツウ。郊外やインディペンデント系の映画館だと、A$11前後で見られるところもあります。


こういう味のあるシネマは近頃少数派

週一の割合で終日利用できる割引料金を設定している映画館が大半なので、その日を狙えばとってもお手頃。日本のレディース・デイやシニア割引なんかと違って、性別や年齢に関係なく誰でもOKです。 一番多いのは火曜日で、例を挙げれば、ホイツがA$9.50、グレーター・ユニオンがA$8.50、リッツ・シネマがA$7といった具合。どこもA$10札を出せばお釣りがくる値段設定です。アートハウス系は月曜日が割安で、デンディはA$9、パレス・シネマはA$9.50になります。

オーストラリアの映画館は入れ替え制で、劇場の席数分のチケットしか販売されないため、立ち見の可能性はゼロ! 人気作品は複数スクリーンで上映されるため、よっぽどのことがない限り、込んでいて見られないということもありません。郊外の映画館の一番遅い上映時間にしか足を運ばないわたしの場合は、「ほぼ貸切」という状況も少なくなく、ゆったりくつろげる反面、「経営ダイジョウブかなあ」なんて、ついつい心配してしまったりもします。

人影がまばらな時間帯は、早々にボックス・オフィス(チケット売り場)が閉まっていることもありますが、そんなときは売店でチケットも購入できるのでご心配なく。

「行ってみたいけど、英語が……」と心配な方は、オープン・キャプション・セッション(聴覚障害者や英語学習者を対象にした英語の字幕付きの上映)を選ぶという裏ワザもありますよ。

●シドニーでオープン・キャプションの映画を上映しているのはココ↓
  Greater Union George Street
  住所: 505-525 George St Sydney NSW 2001
  TEL:  02-9273-7431
 上映スケジュール: 水曜日午前、金曜日夕方、日曜日午後(詳細は、Open Caption Movies にて確認のこと)

【関連】
 Trailers - yourMovies.com.au (オーストラリアで公開される映画の予告編が見られます)

(「地球の歩き方」オーストラリア・シドニー特派員ブログ掲載)
 
ひとつ前の話
ひとつ後の話